竜王の母説がある「竜の女王」ってこんな人&「レガリア」という言葉の意味&世界の「レガリア」を一部紹介【星ドラ】
本日まで「竜の女王そうび」ガチャが開催されています。
昨日、時間の無駄としか思えない会議に出ながら「"竜の女王"ってたしか"竜王"のお母さんだよね?」「そういえば"レガリア"ってどういう意味の言葉だっけ?」等々、ふと気になってしまったので、情報をまとめて記事にすることにしました(*゚∀゚*) 追加でおまけも少々。
ちなみに思考が逸れたせいで、議事録作成に死ぬほど苦労しました。
"竜の女王"ってこんな人
DQ3に登場し、大魔王ゾーマを倒すためのキーアイテム「ひかりのたま」を主人公に授けるドラゴン(自称・神の使い)です。
【竜の女王の城】に住む、自身のことを神の使いと称するドラゴン。
(※一部省略)
重い病気にかかっており、既に余命幾ばくも無い、危険な状態にある。
出会ってすぐに死亡してしまうため出番は少ないのだが、後の勇者ロトに【ひかりのたま】を託すという、ゲーム攻略の上でも勇者ロトの伝説の上でも、非常に重要な役割を持つ人物である。
なんと、DQ1のラスボス「竜王」のお母さんである、という説があるそうです。
彼女はひかりのたまを勇者に託した直後に、ひとつの大きな卵を残して息絶える。
このときに残した卵から生まれたのがDQ1のラスボス【りゅうおう】だとする説があり、これは「ロトの紋章」などで採用されている。
DQ3のゲーム画面上では「竜の女王」は緑色のドラゴンですが、こんなカードを見つけました↓(※画像左)。この姿だと、「竜王」とそっくりですね。
"神の使い"と自称する理由
竜の女王は自身を"神の使い"と称していますが、これはなぜでしょうか?
一説によると、竜の女王は「中央世界 "ロトゼタシア"」(=DQ11の舞台)を創造した「聖竜」の末裔ではないかと言われています。
以前書いた記事で
『ロト』って何?という疑問を解消する & ロトシリーズの時系列と世界構造を勉強する【ドラクエ】 - ドラクエ経験0だけど星ドラで遊ぶ主婦・まり子Bのブログ
- ロトシリーズの時系列は「DQ11→DQ3→DQ1→DQ2」という流れ
- ロトシリーズの世界は「天上世界」「中央世界」「地下世界」の3層構造
- ロトシリーズの原点・DQ11における中央世界「ロトゼタシア」は「聖竜」が創造した
というような考察をご紹介しました。下の画像(左)がDQ11の世界で、そこから変遷がありDQ3の世界となります(※DQ1とDQ2は舞台が地下世界に移ります)。
引用元:【考察】ドラゴンクエスト11 (1)図解・ロトシリーズとの時系列と繋がり : 記号論研究所 マンガ・アニメ・ゲーム考察
DQ11の天上世界に「命の大樹」が浮かんでいますが、「命の大樹」の真の姿が「聖竜」であり、「ロトゼタシア」の創造主とされています。
引用元:『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』クリア!あの日プレイした勇者の正体を僕達はまだ知らない | ヤマカム
その「聖竜」の末裔が「竜の女王」なのではないか?という考察は、DQ11の真エンディングのとあるシーンより生まれました↓
ニズゼルファを倒した【主人公(DQ11)】が【ロト】の勇者として語り継がれることを話したあと、再び闇から何者かが現れるかもしれないこと、あるいは聖竜自身が闇に染まる可能性もあることを示唆し、そうなったときは再び剣を手にするよう願う。
この直後に【主人公(DQ1)】が竜王の城を臨むシーンが映され、エンディングの最後ではDQ11がDQ3の過去の話であることが示唆されるシーンが入る。
これらのことから聖竜は、のちに現れるりゅうおう、ひいてはその親と考えられる【竜の女王】の祖であると解釈することができる。
この考察が正しいとすると、竜の女王は
- もともとは天上世界に住む一族だったが、世界を見守る役割を与えられ中央世界に降りてきた
と考えるのが自然でしょうか?
"レガリア"とは?
星ドラの「竜の女王そうび」の防具スキルには「レガリアの~」というスキル名がついているものが複数ありますが、そもそも"レガリア"ってどういう意味でしょうか?
"レガリア"とは↓
レガリア(ラテン語: regalia、英語: regalia、リゲイリア)は、王権などを象徴し、それを持つことによって正統な王、君主であると認めさせる象徴となる物品である。
(※一部省略)
天叢雲剣などの刀剣、伝国璽などの印璽が用いられる例があるほか、西欧諸国においては王冠・王笏・宝珠の3種がよく見られる。
引用元:レガリア - Wikipedia
※「王笏」は「おうしゃく」と読むようです
※上の画像はイギリスの"レガリア"です
「竜の女王」の役目を考えると、「"世界を守護する善なる存在"の象徴=レガリア」と言えるのでしょうか?
「ひかりのたま」も"レガリア"と言える
代表的な"レガリア"の例として
西欧諸国においては王冠・王笏・宝珠の3種がよく見られる
とありますが、ドラクエにおいて「宝珠」と言えば、「ひかりのたま」が連想されますね。
DQ3で竜の女王から「ひかりのたま」を託されるシーンがあるようですが
「ひかりのたま=レガリア」と考えると、このシーンは「戴冠式」に見えますね。
引用元:戴冠式 - Wikiwand
世界を見守ってきた竜の女王から「ひかりのたま」を受け取るということは、主人公が"世界を守る役目"を引き継いだということでしょうか?
【ひかりのたま】
元々は竜の女王の所有物であり、【竜の女王の城】で今際の際の彼女から託される。
主人公がこれを受け取るという事は、竜の女王に全世界の希望を託されたという事といえる。
「レガリアの刻印」というスキル名に違和感がある
「"世界を守護する善なる存在"の象徴=レガリア」と考えると、「レガリアの意思」等の防具スキル名に違和感はありません。
- レガリアの意思("世界を守護する善なる存在"の象徴に宿る"意思")
- レガリアの威光("世界を守護する善なる存在"の象徴が放つ"威光")
- レガリアの守護("世界を守護する善なる存在"の象徴が与える"守護")
- レガリアの加護("世界を守護する善なる存在"の象徴が与える"加護")
「竜の女王のオノ」のメインスキルも、まぁ分からなくもないです。
- レガリアの軌跡("世界を守護する善なる存在"の象徴が辿ってきた"軌跡")
でも、「竜の女王のムチ」のメインスキルが何を意味するのか、よくわからないんです。
- レガリアの刻印("世界を守護する善なる存在"の象徴が与える"刻印"?)
このスキルには「30%で竜の刻印を付与する(=ばつぐん!時のダメージを15%増強させる)」という効果がありますが、私の中で「刻印」という言葉のイメージがあまり良くないんですよね。
「奴隷の証として奴隷の体に"刻印"を入れる」とか、「権力を誇示するためにアクセサリーやお金に"刻印"を入れる」とか・・・そういうイメージがあります。
なので「レガリアの刻印」とうスキル名からは、「"世界を守護する善なる存在"が使う技」というよりは「権力者が自らの権力を誇示するために使う技」という印象を受けました。武器種が”ムチ”というところも、なんだか別の意味での"女王様"を感じますね。
おまけ:世界の"レガリア"を一部紹介
世界各国の"レガリア"を一部紹介します(日本・タイ・イギリス)。
日本
タイ王国
五種の神器
五種の神器(เบญจราชกกุธภัณฑ์)は、タイ国王の王権を象徴する物で、日本の皇室における三種の神器に類似する。国王の即位時に着用され、以下の5項目がそれである。
引用元:Wikizero - 五種の神器
- プラマハーピチャイモンクット(王冠)
- プラセーンカンチャイシー(短剣)
- ターラプラコーン(短い杖)
- ワーラウィーチャニー(団扇と払子)
- チャローンプラバート(スリッパ)
引用元:『<ラマ9世即位60周年記念を祝い>歴史を振り返る・・1 』タイの旅行記・ブログ by adsawinさん【フォートラベル】
イギリス
イギリスでは、王が即位する際の戴冠式に身につけるアイテムとして「レガリア」が使用されます。
例えば…
王冠や宝珠、王笏(杖)に、
カーテナと呼ばれる剣、
さらには玉座などなど。
その数なんと100点以上!
【注意!】星ドラのストーリー3の最新話に関するネタバレを含む発言があります
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"玉座"と言えば、オリオリが「自分こそが正統な宇宙王の末裔である」ことを証明するために伝説のドラゴンを乗りこなすシーンがありますが
最初に見たときは「杖?と椅子どっから出したの( ゚д゚)」とビックリしましたが、これってもしかして「戴冠式」を模しているのかなぁと(杖じゃなくて"王笏"っぽいですね)。
「宇宙王」という称号を継承した、ということの表現ですかね。